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今年の新茶で「My ヴィンテージ深蒸し茶」を作る?!

  • 執筆者の写真: 茶の蔵かねもブログ
    茶の蔵かねもブログ
  • 2019年5月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年8月18日

みなさんは、「ヴィンテージ」という言葉から、何を想像しますか?ワインやジーンズでも何でも、ヴィンテージつまり「年代物」って言われると、なんだか高価で手が届かなさそうなイメージがありませんか?

昔から新茶が珍重される緑茶のヴィンテージなんて、なんだかインチキ臭いと思いますよね?では、もし新茶の状態から保存方法次第で、時間と共にお茶の旨味が増すとしたら、どうでしょう?


緑茶のヴィンテージ化のポイント

ヴィンテージのワインの中には、とても美味しいものがありますが、ワインの場合は保存がなかなか難しいですよね。


一方、お茶の場合は窒素充填された袋詰または缶詰されたものを、数年間、封を開けずに自宅で冷蔵保存するだけで、ヴィンテージ茶になるのです!


そう、「封を開けずに」がポイントです。開けてしまうとお茶は「酸化=劣化」してしまい、風味が損なわれます。でも現代では、お茶は、包装する際に袋ないしは缶から酸素を抜いたのちに窒素を充填しているため、封さえ開けなければ酸化のしようがないのです。


このように、深蒸し茶に限らず「緑茶」にとって、酸化は天敵です。が、ひと昔前までは、保存法が確立されていなかったため、お茶というものは酸化するのが当たり前だと思われていました。だからこそ、人々は春の新茶を待ちわびていたというワケです。


さて、緑茶を酸化させることなく保存する方法を、昭和30年代に日本ではじめて編み出したのは、実は茶の蔵かねも先代の店主です。また、日本で初めて煎茶の保存のために大型冷蔵庫を導入したのも茶の蔵かねもです。

お茶の新芽(掛川市東山の茶園)
お茶の新芽(掛川市東山の茶園)

お茶も農作物ですので、ワインのように当たり年というのがあります。美味しい年のお茶でなければヴィンテージ化する意味はありません。ただ、ワインのように「何年のどこ産のワインは当たり年」みたいな指標が示されているわけではありません。また、おいしいと思うかどうかは人ぞれぞれ。


ですが、今年の新茶は非常に出来が良いです!一度試しに飲んでみて、もし、あなたが美味しいと感じられる味だったら、たくさん買って冷蔵庫で「備蓄」しておくと、数年後には旨味が増し、立派なヴィンテージ茶の完成です。


ヴィンテージ茶を作るなら、有機栽培茶と茶草場農法のお茶がオススメです。まずはお試しで簡単に味見してみたい方は、3種類のお茶を飲み比べられる試飲茶のセットを送料込で1000円でご用意しております。ぜひご賞味ください(茶の蔵かねもオンラインショップを見る

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